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尊敬する両祖父を思うお盆かな2020年08月14日



酷暑お見舞い申し上げます。

いや、血が沸騰するような暑いお盆がやって
きましたね。昨夜は、灯篭を持ってお墓参り
に行ってきました。

私どもの墓地は、歩いて行ける近くにあり、
近隣に住む人達の祖先がそこに眠っています。
お墓には、39歳で亡くなった父と生後15
日で亡くなった兄が眠っています。

芸事が好きだった父と働き者の母が、たった
一度のお見合で結婚を決め、私が生まれまし
た。

私が一番尊敬しているのは、両親の父である
私にとって両祖父です。

父方のおじいさんは、菩提寺の総代を務める
ほど信仰心が強く、人当たりのよい人でした。

父が入院していた時に、母は看病していて、
私一人になるので、不憫に思い優しく面倒を
みてくれました。

母方のおじいさんも信仰心の強い人で、娘二
人の病を治すために、四国遍路を二度歩いて
結願した人です。

一度目は病弱な長女のために、そして二度目
は顔に大きな頬やけのあった次女、つまり、
私の母のために、娘の着物を背負って回った
のです。

不思議なことに、お爺さんが戻てくると長女
は元気になり、母の頬やけは嘘のように消え
ていたのです。

二人に共通していたのは、お顔がお地蔵さま
の様に穏やかでにこやかだったことです。そ
れと、二人とも長寿で88歳で亡くなったこ
とです。

今の私の夢は、二人の祖父のお顔に少しでも
近づきたいということです。

まだまだ、アクが強いので時間がかかりそう
ですが.......

お盆は祖先を思い出す良い機会です。