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少子化の原因は女性差別にあり!2020年07月05日



日本の少子化に歯止めがかからない最大の
原因はなんだと思われますか。

その根底にある最大の要因は、
日本に男女差別があるからだと言われてい
ます。

つまり育児のみならず家事、介護など全部
が女性にゆだねられているからです。

しかも男性と同じく働きながらそれをしな
ければならない、こんなに多くの負担を押
し付けらて子供を産みたいと女性は思うで
しょうか。

答えはNOです。

この解決策として参考にできるのが
1994年から10年余りで合計出生率を
1.66から2以上に引き上げたフランスの取
り組みです。

当時のシラク大統領は「シラク三原則」を
定め、赤ちゃんを産んでも女性が経済的に
困窮しないしっかりとした仕組みを構築し
ました。

1つ目の原則
子どもを持つ、持たないは女性が自由に決
めればいい、ただし、赤ちゃんを何人産ん
でも女性が経済的に困らないように自治体
が補助金を出して支援する。

2つめの原則
保育園の待機児童を0にするよう保育園を
自治体が整備。

3つめの原則
育児休暇をとった女性が職場に復帰する時
には元のポジションに戻れる。

さらに、婚外子を差別しない制度も導入さ
れ、女性の出産にまつわる不安ごとを全て
取りのぞいた結果、出生率が大きく伸びた
のです。

今では専業主婦よりもキャリアウーマンの
方が数多く子供を産むようになっています。

日本もいつまでも精神論ばかり言っている
のではなく、こういった骨太の制度を整え
子供は国が責任をもって育てる宝物という
意識改革が必要な時期に来ています。

今までに人口減少した国で栄えた例はない
のですから。