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ガールフレンドのフランス人の兄妹は10人2023年07月15日



知人女性の息子さんがフランス人のガールフレン
ドを連れて帰省してきたそうです。

日本語はペラペラで気さくな感じの良い女性で、
お嫁さんに来てもらいたいと思ったそうです。
ホントにグローバルな時代になったもんです。

彼女はなんと兄妹が10人もいるそうで、とても仲
がいいそうです。

フランスも一時期、少子化問題を抱えていました
が、現在のフランスの社会制度は、

 「産めば産むほど有利なシステム」

になっています。

 

○家族手当
所得制限なしで、2子以上を養育する家庭に給付
される。20歳になるまで、こどもの数によって
支給されます。

日本の児童手当と近いですが、1子の家庭には
支給されない点が違います。

 

○N分N乗方式
子育て世代、特に3人以上の子どもを育てている
世帯に対して、大幅な所得税減税がなされ有利な
仕組みになっています。

 

○家族補足手当
第3子から支給される。所得制限はありますが、
制限は緩やかなので多くの世帯が受給していま
す。

 

○年金加算
子どもを3人養育すると年金が10%加算され
ます。

 

○職業自由選択補足手当
子育ての為に仕事を全面的に休むのか、週4日
や3日勤務、午後3時までと言ったように時間
短縮するかなど、個人に合わせて労働の有無や、
労働時間数を選択することができます。

 

○保育方法自由選択補足手当
保育ママに子どもを預ける場合に支給されます。

 

○出産費用
産科の受診料、検診費、出生前診断、出産費用
など妊娠出産から産後のリハビリテーションを
含め無料。

 

○父親の出産休暇
母と同様の有給扱いで賃金の80%が保障され
ています。

 

○高校までの学費は原則無料となっています。
公立大学の学費も、数万程度の登録手続き費と
健康保険料のみで、ほぼ無料です。
また、多くの学生が奨学金を支給されています。
学費や教育費にお金がかかるから子どもを産ま
ないという考え方は、ほとんど存在しないとい
えるでしょう。

 

○事実婚と婚外子
フランスでは、ユニオンリーブル(自由縁組み)
というカップルの生き方が一般化しています。
法律婚にとらわれないカップルが社会的に認知
されるようになった背景には、フランス人の家族
観とそれに伴う法の整備があげられます。


1970年に6%だった婚外子が、1980年代半ばか
ら急速に増加し、2008年52%に達しました。
産まれるこどもの半分が婚外子となり、社会的な
受容度は高くなっています。
婚外子の法律についても、自然子(非嫡出子)の
権利は嫡出子と同じになり、嫡出子、自然子とい
う用語そのものが民法から削除されました。

 

○保育サービス
公立保育所の充足率は低いですが、3歳までは
自宅で子どもをみてくれる認定保育ママや低額の
ベビーシッターが比較的簡単に利用できます。

3歳以上になると公立の保育学校に入学できるよ
うになり、保育学校は初等教育体系に位置づけら
れている為、100%就学保障されています。

 

○余暇保育
日本の学童に相当するものです。
ほほとんど費用がかからない仕組みになっています。


ここまで手厚ければ、サイコーですよね。

子供は、まさに国の宝という発想と意識ですね。

日本は、180度政策の転換をしないと少子化に歯止
目はかからないと思いますね。